デジカメ「パナソニックDMC-LX2」
ども、mdです。デジカメがぶっ壊れたんで急きょ買いました。買ったのはノドから手が出るほど欲しかったD80...ではなくて、Panasonic DMC-LX2。アスペクト比16:9の1000万画素、広角28mmのトリプル手ぶれ防止機能搭載のデジカメです。下の写真はケータイカメラで撮ったので画質はイマイチ、がんばれシャープフィルタ。
上がLX-2、下がご臨終のDSC-MZ3
この液晶の大きさの違いに、MZ-3の年季を感じる
デジカメDMC-LX2をいぢる
なんでこのデジカメにしたかといいますと、16:9ワイドで動画がQuickTimeで、手ぶれに強い機種だと、このデジカメぐらいしかないんです。他の選択の余地がなかった(^^;)。LX2は、以下のアスペクト比を切り替えて撮影できる、ちょっと変わったデジカメ。
- 4:3(一般デジカメ、XGA、VGAなどのモニタもこのサイズ)
- 3:2(一眼レフ、一眼レフデジカメ)
- 16:9(ワイドテレビ、ハイビジョンなど)
3:2を使えるだけでも個人的には結構楽しいのですが、16:9も使えるとなると、被写体に応じて、いろいろ構図を考えるのも楽しいデジカメです。
これは4:3
16:9だとこんな感じ
もともと広角28mmなので、被写体が収まりやすい
ワイドだとこんな感じ
4:3の画像を320*240pxにしたとすると、16:9では427*240px。107px横に長いわけで、広角28mmのF2.8レンズと合わせると、なかなか面白い写真が撮れるですよ。
マクロとかも試す
撮影日のコンディションはどんより曇りで風が強く、かなり最悪。オマケに今にも雨が降りそう。急ぎ足でマクロも撮ってみる。なかなかイイカンジにぼけてくれる方かな?。モードはプログラムAE、ISOはインテリジェントISO。
4:3だとこんな感じ。
16:9だとこんな感じ。風景ならワイドの勝ちっぽい。
4:3だとこんな感じ。
こういう被写体ではワイドの意味がない。
タンポポの原寸画像は、なんとここまで撮れている。ビバ!1,000万画素
天気が悪くて...
と、ここまで撮ったところで風がさらに強くなり、撮影断念。次回は晴れの日にでも...
このカメラ、なんかアナログ懐古主義みたいなデザインなんですよ。今時レンズキャップ付きというのも邪魔くさいけど、「んなこと言うヤツは買うな」とでも言いたげな雰囲気があります。
八戸市 蕪島(かぶしま)
レンズが出っ張っているから、胸ポケットからさりげなく取り出してパシャリ、といった感じのカメラではないです。むしろ「デジタル一眼レフはさすがにデカすぎて....でも普通のデジカメじゃなんか物足りないよなぁ」的な人向け。
この幅で撮れる
オートモードで撮るよりは、マニュアルモードで積極的に露出やシャッタースピードを変えて撮る人向けでもあります。実際、アスペクト比やフォーカスモードボタンは独立していて、ジョイスティックの操作感も相まって、設定を積極的に動かしたくなります。といいつつも、プログラムAEだけでもアッサリ撮れるのでご心配なく。
あと、やっぱり「手ぶれ補正」は普通に便利ですねー。上のタンポポのマクロ撮影では、三脚を使っていないのよ(信じられん)。ブレずに済むのは大助かり!。
動画は、フルHDではないものの16:9でも撮れます。動画がワイドになっただけで、なんか高級な感じがするですよ(by 貧乏人)。
webデザイナー、webマスター泣かせかも?
蕪島
いま気がついたんですけど、ホームページ用の素材写真として考えると、16:9って使いにくいかも(^^;)。それはLX2が悪いんじゃなくて16:9の特性&mdの長年の馴れ。画像が横に長いので、ホームページのコンテンツ幅によっては、画像への文字の回り込みが、考えて作っておかないとちとミョーになってしまう。左右を切り取ってしまえばいいんですけど、それではワイドの意味がない(笑)
また、(当たり前なんですけど)、ワイドディスプレイじゃないとこれまたあんまり意味がない。最近のアクセスログを見ていると、ほとんどXGAかそれ以上の人がほとんどですが、ワイドはまだ少数派....
とはいえ、風景の撮影には16:9は絶大な威力を持っていると思います。逆にポートレートやマクロには、あんまり向かないというか、構図が難しいというか....。んま、その辺を考えて「アスペクト比を切り替えながら撮る」カメラですね、これは。