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元麻布春男の週刊PCホットライン コピープロテクションCDが招く災い


一見「rootkit」叩きの記事かと思うんですが、そもそも「なぜ音楽CDは売れなくなったか」という本質に迫ってます。

CDにコピープロテクションを加える、というのはもう諦めるべきだ。それはコピープロテクションを前提にしていないCDというフォーマットと根本的に矛盾する。不法コピーを本当に防止したいのであれば、DRMを付与できる別のフォーマットを推進する以外に道はない。(PC Watch:元麻布春男の週刊PCホットライン コピープロテクションCDが招く災い)

で結局、AACやATRAC3+になるのは当然な成り行きよねぇ。

しかし、もっと本質的な問題は、音楽そのものが以前ほど売れなくなっている、ということだ。レコード会社はこれを違法コピーのせいにしがちだが、筆者はそればかりだとは思わない。最大の原因は、音楽に触れる機会が減っていることだ。

mdもゲームやネット、DVD鑑賞なんかする時間が増えて、音楽そのものを聴かなくなった印象を持っています。ネットもブラウズだけならBGMが欲しいと思うんですが、blogで記事を書くときは音楽を聴かない。一緒に歌ったりノッたりして、集中できないんですな(笑)。

庶民がCDを違法コピーばかりして買わなくなったのではなく、音楽そのものを聴く時間がなくなったと考えるべきよん。iPodで通勤中に音楽を聴くスタイルは分かるけど、本を読んだり新聞を読んだりしたいときもあるし、取りあえず寝たい人もいる(笑)。仕事が終われば、娯楽など音楽以外でも余るほどある。

着うたが流行ったのは、音源をサンプリングしてエンコードする方法が、一般的にはわかりづらかったからだと思う(^^;)。まぁ、それだけじゃないですけど。

24kbpsや32kbpsという低ビットレート(おそらくAMラジオくらいのクオリティだろう)でもいいから、丸ごとすべて聞かせて欲しい。32kbpsでダウンロードしたからCDは要らないという人は、DRMをつけようが、CCCDだろうが、音楽を買わない人である。

わはは、これは正論ですよ(笑)。mdはグラビアアイドルの壁紙を探して右往左往することはあれど、販売されている写真集は買わない(爆)。そこら辺に落ちているパッとしない壁紙で満足する人は、決してグラビアアイドルの写真集を買ったりはしないんである。この理由と同じ?(違)

まーなにはともあれ、久しぶりにiTMSにでも行ってきます(^^;)