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「良いコンテンツ」に対するスタジオエムディの考え方


最近いろいろなセミナーに参加したり、いろんなひとと話すうち、なんとなくそう思いました。

よいコンテンツは、企業の価値を高める。
企業の価値を高めるということは、
すなわちブランディングである。

これじゃダメ感

Webサイトに掲載する文章で、クライアントからビミョーな文章がきたら、僕は突き返すか書き直すでしょう。ビミョーな写真がくれば、突き返すか再撮影の手配をするでしょう。

なぜ僕は、クライアントからの文章や写真を突き返したのでしょうか?

それはきっと、僕のなかにある「これじゃダメだ感」からくる拒絶反応です。そのまま掲載するところも多いでしょうけど、いやいや、そこは突き返さないと。

Webは求められるスキルが広い

うちはWebサイトも作りますが、取材・写真撮影・文章ライティングもしています。チラシやリーフレットも作りますが、名刺や封筒、パッケージデザインなどもおこないます。

必要であればWebコンサルティングもおこないますし、最近では映像制作(シネマPV)もはじめました...映像に関しては、ぜひ自分でやりたかったのもありますが。

近年のWeb制作は、求められるスキルが広すぎます。この業界では、いろいろな仕事をしてきたひとが案外強かったりするのですが、そういった人生経験が影響しているのかも知れません。

以前よりプロに頼むようになった

トータルクオリティを上げようと考えながらWebサイトを作ろうとすると、やれなきゃいけないことが爆発的に増えていきます。さすがに全部自社で完結するのは無理があります。

最近は「これうちじゃ無理でしょ」と思ったら、ささっとプロに頼むようになってきました。照明が必要な撮影とか、ネーミング、ライティングまわりですね。

そうしないと全体のクオリティがあがらない。だから、Web制作会社のなかで全部完結する必要はもうないと考えています。

うちはもうWeb屋じゃない、コンテンツ屋なんだと思う。

いや、「コンテンツが企業価値を高める」のであれば、うちは「ブランディング屋」ということか...

ブランディング屋?

なんだそれ、聞いたことがない(笑)

でも、それぐらい「聞いたこともないような仕事」を、これからもしていこうと思います。

んじゃあコンテンツならなんでもよいのか?

そうではないでしょうね。

よいコンテンツとは、「他との差別化」に貢献できるようなものではないかと思います。じゃないと意味がない。

て、来年にはまったく別のことを言っているかも知れませんが(^^;)

というわけで

そんなことを考えてみた大晦日。

おっと、紅白みなきゃ。

みなさま、よいお年を。