「良いコンテンツ」に対するスタジオエムディの考え方
よいコンテンツは企業の価値を高める。それはつまりブランディング。だから、Web更新費用じゃなくてブランディング予算と考えて、Webや紙やテキストや写真・映像もまるっと年間契約してくれたらうれしい。ていうかそうしたい。
— 小坂光輝(studio md) (@studiomd) 2013, 12月 16
最近いろいろなセミナーに参加したり、いろんなひとと話すうち、なんとなくそう思いました。
よいコンテンツは、企業の価値を高める。
企業の価値を高めるということは、
すなわちブランディングである。
これじゃダメ感
Webサイトに掲載する文章で、クライアントからビミョーな文章がきたら、僕は突き返すか書き直すでしょう。ビミョーな写真がくれば、突き返すか再撮影の手配をするでしょう。
なぜ僕は、クライアントからの文章や写真を突き返したのでしょうか?
それはきっと、僕のなかにある「これじゃダメだ感」からくる拒絶反応です。そのまま掲載するところも多いでしょうけど、いやいや、そこは突き返さないと。
Webは求められるスキルが広い
うちはWebサイトも作りますが、取材・写真撮影・文章ライティングもしています。チラシやリーフレットも作りますが、名刺や封筒、パッケージデザインなどもおこないます。
必要であればWebコンサルティングもおこないますし、最近では映像制作(シネマPV)もはじめました...映像に関しては、ぜひ自分でやりたかったのもありますが。
近年のWeb制作は、求められるスキルが広すぎます。この業界では、いろいろな仕事をしてきたひとが案外強かったりするのですが、そういった人生経験が影響しているのかも知れません。
以前よりプロに頼むようになった
トータルクオリティを上げようと考えながらWebサイトを作ろうとすると、やれなきゃいけないことが爆発的に増えていきます。さすがに全部自社で完結するのは無理があります。
最近は「これうちじゃ無理でしょ」と思ったら、ささっとプロに頼むようになってきました。照明が必要な撮影とか、ネーミング、ライティングまわりですね。
そうしないと全体のクオリティがあがらない。だから、Web制作会社のなかで全部完結する必要はもうないと考えています。
うちはもうWeb屋じゃない、コンテンツ屋なんだと思う。
いや、「コンテンツが企業価値を高める」のであれば、うちは「ブランディング屋」ということか...
ブランディング屋?
なんだそれ、聞いたことがない(笑)
でも、それぐらい「聞いたこともないような仕事」を、これからもしていこうと思います。
んじゃあコンテンツならなんでもよいのか?
そうではないでしょうね。
よいコンテンツとは、「他との差別化」に貢献できるようなものではないかと思います。じゃないと意味がない。
て、来年にはまったく別のことを言っているかも知れませんが(^^;)
というわけで
そんなことを考えてみた大晦日。
おっと、紅白みなきゃ。
みなさま、よいお年を。