クリエイティブは世の中を救う〜名刺交換が多いひとにオススメ!ハリトレー
カネイリさんで、話題の名刺入れ「ハリトレー(harrytoree)」を買ってきました。
ハリトレーとは?
くわしくはこちらの動画をみていただくとして、
名刺入れの長辺上部が特殊な粘着シートになっていて、このように名刺の上部がくっついて、ペラペラとめくれるようになります。粘着シートは耐久性があり「貼って、はがして、また貼れる」というコピーそのものです。
セミナーの講師をすると、一度にたくさんのかたと名刺交換をします。たいへんにありがたいのですが、あとで名刺ホルダーに挿すのがひと手間だったり、さりとて輪ゴムで止めて保管するのも失礼な感じです。でもこれだったら、スマートに保管できそうです。イイね!
くわしくはharrytoree (ハリトレー)公式ページをどうぞ。
セミナーで聞いた「開発秘話」が泣けた!
このハリトレーという商品、実は2011年11月4日に書いたエントリー「八戸市で美崎栄一郎さん、ウジトモコさんのセミナー「これからのクリエイティブの話をしよう」が開催」というセミナーで知りました。
講師のウジトモコさんがデザイン戦略に関わっていらっしゃるのですが、メーカーの日吉パッキング製作所の原社長も一緒にセミナーに参加されていて、セミナー内でその開発秘話を聞くことができました。
大阪の下町の中小企業が一大決心しメーカーにまでなった話は、プロジェクトX的で泣けました...
テレビ東京のワールドビジネスサテライトの動画に、その辺のお話も出てきます。よろしかったら合わせてどうぞ。
- 【インタビュー動画あり】"粘着"名刺入れ:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
デザインにできること
当日、セミナーのなかで美崎栄一郎さんが「デザインは人の流れをコントロールすることができる」と話していて、強く共感しました。
また、出所はチョット忘れたのですが、デザインにできることは3つしかないという話も思い出しました。
- 他との差別化
- 特定の感情をいだかせる
- 見やすくする/わかりやすくする
で、この3つがそろってうまく作用すると、人の流れや行動をコントロールできてしまうような気がするんですね。だからデザインは大事だし、クリエイティブな部分にもっとリソースを使ってほしいと感じます。
たとえば、台風で落下し傷ついたりんごや、丹精込めて育てたのに買いたたかれる農産物。もしクリエイティブで人をコントロールすることができるのなら、これらにもっと価値をつけることができるはずです。
クリエイティブは、世の中を救うことができる
こう書くと大げさですが、でもこういうことだと思います。困っているひとや不況にあえぐ中小企業、疲弊する地域だって救えるかも知れない。それがクリエイティブだと思います。
だからトライポッドスタジオは「クリエイティブユニット」と名乗っていますし、スタジオエムディのロゴの上には「Webで未来をより良い世界へ」と書いています。
P.S.
ハリトレーはアマゾンでも販売しているそうです。
本を買うついでに、おひとついかが?