オフィスシェア・はじめます
ども、mdです。唐突ですが、八戸市の悩めるフリーランサーを束ねて、共同でオフィスシェアする流れとなりました。本八戸駅前に4月オープンです。
悩める個人事業主
- ガッツリ仕事をしているようにみえるが、実はちんたら仕事をしている
- 案件を引き受けたはいいが、いま病気でバタッと倒れたらどうしよう...
- 仕事とプライベートがゴッチャになってて、なにがなんだかわからない
- 時間制限がないから、ひたすら仕事
- たばこブカブカ(いまのオフィスは禁煙よね...)
実はコレ、すべて私にあてはまるのです。ろくな生活をしていないようにみえますが、まぁその通りです。でもこれって、ほとんどの個人事業主にも当てはまるのではないでしょうか?
え、そんなことはない?でも、毎朝のRSSチェックからウェブサーフィン(死語)をはじめ、なにげにTwitterのTLをチェックしていたら「あわわわ、もうこんな時間...」なんてことは、みなさんもあるかも?
そういう部分で、なんかメリハリつけたい感じもするのですが、どうにもチンタラやってしまうのですよ。自戒も込めてですが。
メンタル的に不利な一面も
個人事業主はコスト的に有利です。通勤の時間やコストもほとんどありません。とくに青森の場合は自宅勤務だったりするので、家賃というコストもあるんだかないんだか。しかし...
- おのおので機材やソフトを持たなければいけなかったり
- たまにしか動かないものまで所有しなければいけなかったり(デジイチ、DVとか)
- コピー機やFAXなんて、シェアでいいじゃんとか
- ていうかちんたら仕事すんな(>俺)
などなど。コスト的には有利なのかも知れませんが、対応しなければいけない事項が増えると、コストもそれなりに増大しますよね。デジイチなんかフツーに欲しいんですけど、年に2〜3回しか動かないので踏み切れない。このコスト、シェアできないの?
ウェブ制作者に求められるスキルの増大
クライアントさんの「1ページいくら」といった問い合わせは減り、「事業計画として、3カ年計画でこういう展開を考えているんだけど、マーケティング費用も含めて、もろもろいくら?」的な問い合わせが多くなりました。青森もやればできる子なのです。
ただ、やりたいことがヒジョーに幅広すぎて、うちでそれを全部かなえるのはなかなか不可能です。うち1社では、スキルのキャパを超えてしまうのです。
だからまとまればいいのかも?
ある意味、そういった「スキルの冗長性」を追求すると、部分的に外注でもいいんですが、「フリーランスを束ねて、同じオフィスで働いたほうが良いのでは?」という結論になりました。
点と点をつなぐ〜同じ志しをもった「3人のサムライ」
こういうハナシになると、誰と誰が組むのかといったことになります。しかしさいわいにも、アッサリスッキリ・ちゃちゃっと3人集まってしまいました。
というわけで、studio mdのオフィスシェア・プロジェクトが来月から始動します。
ひとりでサイトを作る「苦労」を知っているかたに
ひとりよりふたり、ふたりより3人のほうが、お互いの長所を伸ばしつつ欠点をカバーできるメリットがあります。集まった結果は成果物のクオリティに反映され、成果物から大きなビジネスへとつながると考えています。
点在する「志し」をつなげる企業、それがstudio md
ここ数年、どんな展開をしたらみんながハッピーになれるかを模索していました。この答えが「んじゃあ集まろうよ」っていうのは、間違っていないというか面白そうというか。なにをやるにしても「面白そう」って大事ですよね。
というわけで、studio mdは、地元スキルの連携をもって、青森県南の経済や地域振興をより一層推し進めていきたいと考えています。