「何でもできる」から「誰でもできる」に。Movable Type 5が発表
出遅れましたが、MT5に反応。
- ウェブサイト管理の新標準。Movable Type 5(シックスアパート)
- 日本のコミュニティの意見を反映した「Movable Type 5」記者発表会レポート(ネタフル)
- [PDF・スライド] Movable Type 5 記者発表資料(製品企画担当執行役員 金子順)
うーむ、なるほど..金子さんのスライドは要チェック!
「管理」に注目したMT5は、かなりイイと思う
お客様のサイトにMTを導入する際は、MTの基本操作をレクチャーしています。うちの経験ですと、Web制作者なら簡単にできる操作でも、企業のWeb担当者から見たら「難しい」と感じることが多いんですね。
このへん、CMS的な機能追加だけではなく、「使いやすさ」にも目を向けたMovable Type 5は、やはり一日の長があるというかなんというか。どんな風に変わるか楽しみです。
「うちのCMSはアレもできますコレもできます!ね!ね!ね!高性能でしょー」もいいんですけど、使いにくかったら優しくない。そろそろこの辺にも気づくべき?
ただ、MTのカスタマイズって年々高度化していて、だんだんついて行けない人も増えているような感じも...個人的には、タグリファレンスを出版して欲しいなー。
「プロフィール」が廃止、サーバーライセンスはユーザー数無制限
ProNet SOHO用の資料によると、プロフィールライセンスは廃止になり、コミュニティブログ・掲示板に記事を投稿する際もユーザーライセンスが必要とあります。
以前は基本ライセンスで50プロフィールまでだったのですが、この数がなかなかビミョーでして(せめて100だろー)コミュニティブログやコミュニティ掲示板を提案しにくかった感じがあります。
また、MTを導入する場合、ネックになるのがユーザー数。うちの事例だと、ユーザーが「せいぜい1〜3人」か「何十人もいる!」かのどちらかの事が多いです。これを踏まえると
- 基本ライセンス:
1サーバー・5ユーザーまで(6万3,000円) - サーバーライセンス:
1サーバー・無制限ユーザー(12万6,000円)
これってなかなか合理的。いままではユーザーが多いと追加ライセンス料金がネックだったのですが、ユーザー数無制限の「サーバーライセンス」があるので、そういった案件にも提案しやすくなります。
「値上げかよ!」とか「高い!」じゃなくて、ソリューションやビジネスチャンスが広がると捉えたらどうでしょうか。
と!いうわけで
さっそくこのサイトを「MT5 サーバーライセンス(ユーザー数無制限)優待版」に変更しました!
え?お前んところはmdだけだから、1ユーザーでいいだろって?
いーの!(笑)
これでコミュニティブログやモーションを使ってゴニョゴニョしたいの!!
なんだか「MTでいいじゃん」な感じがヒシヒシと...いずれにしても、MT5は「何でもできる」から「誰でもできる」を目指していくそうなので、Web制作者なら要注目ではないかと思います。
なお、studio mdはMTの案件をドンドン受け付けておりますので、どうぞよろしく。ただし、サポートの関係で青森限定です。