青森県のセミナー、無事終わりました
濃いキャラの蝦名さんと、薄キャラの小坂でお届けしましたWebマーケティングセミナーは、無事終了いたしました。
ご参加いただいた42名の皆さま、まことにありがとうごさいます。
結論は「農商工連携」だったわけですが、いくつかご質問を受けたので、ちょっと補足します。
カートのページ遷移はどう測定している?
Google Analyticsで測定していますが、カートがAnalyticsに対応している必要があります。非常に重要な部分ですので、カートの選択は慎重に行ってください。
カートさえ対応していれば、商品名や販売個数、売上金額にいたるまで、Analyticsに反映されます。以下のデータは「カート落ち」が多すぎるので、改善が必要です。
この場合、「カートに入れる」ボタンを押したときの離脱率が高すぎます。原因は「予算がないのでレンタルカートのデザインをデフォルトのままにした(つまりショボい)」ではないかと思われます。
「シンプル」と「ショボい」は違います。どんなにデザインが優れたサイトでも、「カートに入れる」ボタンを押したときに表示されるデザインがショボいと、「うさんくさいサイトだ!」と思われるかも知れません。つまり、ギャップが大きすぎるのです。
カートに入れた人が110人もいて、コンバージョンが59しかないわけです。客単価5,000円なら、最大で毎月51人(5,000円×51人=255,000円)のロスです。
年間最大で306万円のロスになりうるので、経営者はウェブ制作費をヘンにケチらないで、ちゃんとしたカートのデザイン制作を発注すべきです。それを判断するのが経営者の仕事ではないかと思います。
コンバージョンレートのたたき台はどれぐらい?
0.5%より低いと、サイト全体が根本的にダメかも知れません。とりあえず1.0%を目指してください。
コンバージョンレートを求める式は
CVR(コンバージョンレート・成約率)=成約数÷訪問数×100
0.1%→0.2%になっただけで、売上は2倍になります。0.1%→0.5%なら、売上は5倍になっているはずです。月商50万円のサイトなら、月商250万円になります。
アクセス数は広告を買えば増やせますが、成約率はサイトを改善しないと増えません。だから、欠点を見つけて、サイトを改善し続ける必要があります。
ドカンとリニューアルしてもよいのですが、積み重ねた改善の効果は大きいです。リニューアルするにしても、改善した内容を反映するようにしないと台無しです。
というわけで
レア画像:スーツなmd
皆さま、またどこかでお会いしましょう(^^)