エクスカート+Analyticsで「カート落ち(カゴ落ち)」を測定する
コアなネタなのですが、ぼちぼちアウトプット。
エクスカートで、Google Analyticsを使ってアクセス解析している人なら、いくらなんでもコンバージョンの測定をしているかと思います(想像)
でも、カート落ち(別名カゴ落ち)〜ショッピングカート手続き中に、購入完了までたどり着かずに離脱するユーザーの数〜を把握している人は、どれぐらいいるはわかりませんが、その測定方法のTIPSです。
エクスカートのAnalyticsのurchinTracker
エクスカートは、カート内のそれぞれのページのアクセスにおいて、urchinTrackerで固有の値を吐き出します。例えば、
カートに入れる | cart_index |
---|---|
お客さま情報入力 | cart_Purchaser |
お届け先入力 | cart_destination |
配送方法指定 | cart_delivery |
お支払い方法選択 | cart_payment |
入力内容最終確認 | cart_confirm |
購入完了 | cart_thanks |
※他にもまだあります
これをAnalyticsのコンバージョンカウンタで追跡すれば、どの時点で「カート落ち」が発生しているのかがわかります。
エクスカートにおけるAnalyticsの目標達成プロセスの設定方法
例えば、Analyticsの目標設定を以下のように設定します。「cart_thanks 」ではなく、「/cart_thanks 」とするのがポイント。
Analyticsの「コンバージョン」→「目標到達プロセス」で見ると、例えばこんな感じで表示されます。カッコ内はアクセス数とすると
カートに入れる(10)
↓
お客さま情報入力(10)
↓
お届け先入力(9)
↓
配送方法指定(8)
↓
お支払い方法選択(8)
↓
最終確認(7)
↓
コンバージョン(6)
数字が下がっているところに、なんらかの問題点があると考えるのが基本です。ページを見直すのももちろんなのですが、サービスそのもの(送料無料、送料一律○○円、クレジットカード決済、コンビニ払いの追加、ポイント発行)なども検討課題になってきます。
エクスカートはga.jsじゃなくてurchin.jsなのがちょっとアレですが(つまり古い)、んまぁ、分析するにはこれでも十分です。個人的には、アクセスを増やすよりもコンバージョンレートを上げた方が、売上が上がると思います。
ネットショップ向けのTIPSですが、この方法を応用すれば、お申し込みフォームで離脱者の数なども把握できますので、コンテンツや運営方法の改善に使えると思います。
ほんじゃね〜(^^)/