元旦は晴れ、CSS Nite in AOMORI 2008リニューアル
あけましておめでとうございます。mdです。
天気予報で元旦は大荒れなんて言ってましたが、雪こそ降ったものの、結構晴れてるじゃないすか。
CSS Nite in AOMORI 2008リニューアル
大晦日にリニューアルしました。バックグランドではちょこちょこ進めていたんですが、やっとこさ公開です。
CSS Nite in AOMORIサイトはどこが変わったか?
バージョン2007(以後旧サイト)は、とにかく話が進むのが早くて、わずか1.5日で作ったサイトでした。このスケジュールはフツーに無茶である。
当初は単なるブログ(MT3)だったはずが、どんどん実務的な実装が増えて、最後はかなりメチャクチャになってしまいました(^^;)
なので、バージョン2008(新サイト)はそこら辺を踏まえて、いろいろと改善が行われています。
変更点1:MT3→MT4
MT3.34からMT4.01(現在は4.1)に変わりました。バージョンアップというよりは作り直しに近いです。MT3とMT4ではテンプレートがめっさ違う...というか、テンプレートに対する概念が面食らうほど違うんです。
通常はかなり取っつきにくいんですが、去年運良く(?)Movable Type 4の仕事があり、そのときにDreamweaverでも作りやすいように、MT4のデフォルトテンプレートをバラバラに分解して、ドリ用に組み直したことがありました。このデータを併用できたのでラッキー。
変更点2:DreamweaverテンプレートとMT4テンプレートの連動
DreamweaverからMTの管理画面を介さずに、直接MTのテンプレートをアップロードして再構築するよう作ってあります。旧サイトは時間がなくてやってなかったのですが、これができないと、ドリ使いの人はあんまりおいしくないですから(^^;
ばくっと書くと、ドリのマスターとなるテンプレから、オプション領域を使って、1カラム、2カラム、3カラムの3つのテンプレートにネストします。その3つのテンプレを元にして、MTで使うテンプレを書いていく感じ。
MT3時代からあるやり方なんですが、テンプレートの柔軟性はドリよりMT4の方がかなり高いので、ドリは大元のテンプレ管理までにしておいて、MT4がマスター側になる感じですかね。MT4はMTIfで好きなようにテンプレを分岐できるので、覚えてしまうとかなり便利。
このやり方ってよく聞かれるので、意外と知らなかったりするのかな?。まとめてコンテンツにすべきか...うむぅ。
変更点3:DBをSQLiteに
旧サイトはBerkeley DBだったんですが、MT4から使えなくなっちゃったので、SQLiteに変更しました。なぜMySQLにしなかったかというと、MyPHPAdminがサッパリだからですorz。こういうのも勉強しなくっちゃですね。
変更点4:ひそかにPHP化
「MTの耐えられない重さ」...それは再構築(^^;)。再構築速度をちょっとでも上げるために、新サイトはPHP化やらテンプレートの最適化を行いました。PHPが使えるようになると、できることがかなり増えて楽しいです。
ただ、URLが変わってしまうので(*.html→*.php)、リダイレクトも行っています。懸案だったハイブリットパブリシングは、まだページ数がそんなに多くないので今回は見送り。
変更点5:prototypeからjQueryへ
AjaxのライブラリがjQueryに変更。普段使っているのがjQueryなもんで...それだけです(^^;
変更点6:「ウェブページ」が大活躍
MT4から新たに加わった「ウェブページ」を使っています。ブログ機能は新着情報だけに使い、スタティックな要素(CSS Niteとは?、セミナー内容、申し込み、お問い合わせ)のコンテンツは、ブログではなくウェブページを使っています。
ウェブページのテンプレートは基本的に一つしかないので、テンプレの中でいろいろ条件分岐がかかっています。カレントのグローバルナビが光る仕組みは、コンテンツの属するフォルダを調べて、CSSシグネチャでグローバルナビの背景を変えています。
変更点6:ファイルアップロードもMTで
セミナーで配布する資料がPDFだったり音声ファイルだったりするので、そういったアップロードもMTで行い管理できるようになっています。FTPは使いません。
アップロード先は、ファイルの拡張子によって自動で切り替わるようになってます(MTプラグイン:UploadDir)。こういうのはルールを決めて周知徹底しないとメチャクチャになったりしますが、そんなことより、自動で切り替わった方が楽ですね。
新サイトでは、例えば*.pdfだったら/upload/pdf/フォルダ、*.txtだったら/upload/txt/フォルダが自動的に選択されます。時期MT(4.1)はアイテム管理機能が強化されるので、これまたイイんじゃないかと。
変更点7:MT4をCMSのように使う
新サイトのコンテンツは、全てMT4で作成・管理するようにできています。テンプレートやCSSをいじらない限り、Dreamweaverは使いません。
スタティックなページも自在に増やせますし、増やしたページはサイトマップやsitemap.xmlにも反映されます。ただ、フォルダの中にサブフォルダを作ったときの処理がいまいちエレガントじゃないので、この辺は研究の余地あり。
まとめ
作ったのが1年前なのに、世の中ここまで変わるもんかと半分呆れつつも(^^;)
ホームページって「これでもか」というほど一般の人には作りづらいですよね。MT(というかCMS)は、こういった部分を解決するひとつの選択肢じゃないかな、と。
もちろんウェブ屋さんに頼んで作ってもらうのもいいんですが、自分で発信できるという選択肢があると、世の中また変わってくるような気が。
...やっぱりMovable Typeは面白い!