Movable Type4のバージョンアップをサクッとやってみる
MTでなにが大変かって、不意にやってくる「アイツ」。その名は「バージョンアップ」(^^;)。最近はベータ版が先行して公開されるので、「出るぞ出るぞぉ〜」という演出があるからビックリしないですけど、不意に出られると「むっきーっ、この忙しい最中に...」とかって思いません?(mdだけ?)
最近Movable Type 4.01が公開されまして、さっそくmdもアップデートを行いました。その際「Movable Type 4 のバージョンアップ手順」が参考になったので、自分用にメモしときます。
手順(自分用)
詳しくはMovable Type 4 のバージョンアップ手順の通りなんですが。バックアップは各自取っていただくとか、結局は自己責任でってことはご了承の上、MT4.00→MT4.01だとして話をすると、StyleCatcherを使っていないmdの場合(←ココ重要)、現在のMTが
- アプリケーションディレクトリ:http://hogehoge.jp/mt
- スタティックディレクトリ:http://hogehoge.jp/mt-static
だとしたら、バージョンアップ版のMTのディレクトリを
- アプリケーションディレクトリ:http://hogehoge.jp/mt401
- スタティックディレクトリ:http://hogehoge.jp/mt-static401
にしてアップロード。で、
- /mt/plugins/のファイルのうち、/mt401/plugins/にないファイル(つまり自分で追加したプラグイン)をコピペ。
- /mt/mt-config.cgiを、/mt401/mt-config.cgiにコピペ。
さらに、/mt401/mt-config.cgiのファイルを開き
CGIPath http://hogehoge.jp/mt/
StaticWebPath http://hogehoge.jp/mt-static
上記の部分を↓
CGIPath http://hogehoge.jp/mt401/
StaticWebPath http://hogehoge.jp/mt-static401
に直し、保存して/mt401/にアップロード。
ブラウザからhttp://hogehoge.jp/mt401/にアクセスすればOK。ログインするとページ下のバージョンが新しいものに変わります。あ、新しいバージョンでデータベース構成に変更があった場合、ログイン時にデータベースのアップグレードが行われたりすることもあるそうな。
MTへのログインURLが変わるので、ブックマークしている場合は変更しておいたり、前のバージョンのMTは間違って動かないようにパーミッション変更しておくとか、動作確認が取れたら古いバージョンはバッサリ消すとかする。
この方法のイイところは、
- 旧バージョンのMTのプログラムが残ったり、混在したりしない。
- ブログデータや設定に手を加えなくて良い。
- テンプレートやテンプレートのリンク先などもそのまま継承される。
- ダメだったら前のバージョンに戻しやすい(データベースが更新されたら微妙ですが)
逆に、ダメなところは
- ログインURLが変わる。
- 新しいMTをごっそりアップロードするのに時間がかかる。
- ていうか差分ファイルだけ公開してくれると助かるんですが、いろんな理由からそうはならないんだろうなぁ。
というわけで、以上、自分用メモ。くれぐれもバックアップはちゃんと取りませう。