"J-フォンブランド"の可能性を考えてみよう
ソフトバンクに買収されることになったボーダフォン日本法人。新ブランドへの切り替えが決定しているが、筆者が提案したいのが"J-フォンブランド"の復活だ。理由は4つある。(ITmedia)
mdの携帯経歴は、DoCoMo(PDC)→J-Phone→DoCoMo(FOMA)。なんでJフォンに変わったかというとですね、写メールが使える端末がJフォンにしかなかったからなんですよ。
今思い出すと変な話ですが、DoCoMoは「うちのユーザーは法人客が多いから、写メールなんていらんのじゃ、わはは」とか言って、カメラ付き携帯を出す気が全くないこと公言した事が発端。コンシューマをバカにすんなってDoCoMo君。その高飛車なキャリアの態度が許せなかったのですよ。
すかさずJフォンにキャリアを変えたmdは、出先から掲示板に写メ付き記事を投稿するなど、めっちゃ使い倒させていただきました、はい。ええ、そのころブログやモブログなんて存在しなかったもんで。
しかーし、JフォンがVodafoneになってから、なんかヘンになってくる。致命的だったのはグローバルスタンダードだかなんだか知らないけど、携帯の基本動作(例えばファンクション+0=自分の電話番号を表示するなど、日本ローカルな暗黙の了解的動作)を変えてしまった。端末がしこたま使いづらいんである。これに憤慨したユーザーは絶対多いに違いない。
また、(昔からなんだけど)パケット通信のレスポンスが悪すぎた。使っていて寝そうになるぐらいレスポンスが悪かった。写メがJフォンにしかなかったころはそれでも我慢できましたが、気がつけばみんなカメラ付き携帯。折しもFOMAの通話エリアが広くなり、Jフォンを使うメリットがなくなってしまったんである。
つーわけで、VodafoneからFOMAに戻ったmd。でも、FOMAが好きかと聞かれるとそうでもない。「Jフォン」って、どこか革新的で高性能、都会的なイメージがあったように思うんですが、「どこのケータイ使ってるの?」と聞かれて、「Jフォンですよ」と答えられる日がくるのなら、個人的にはキャリア変更してもいいかな、って気もします。