デジカメご臨終
長年使ってきた愛機「デジカメ サンヨーDSC MZ3」がついにお亡くなりに。なにげに電源を入れたら、オンにならんのです。はたと思い、バッテリーを充電したり違うものに替えたり、メモリーカードを差し替えたりなどしても結果は同じ。むむむ、逝ってしまわれたか...
DSC MZ3はちょっと変わったカメラ。お世辞にも起動速度は速くないし、フォーカスは遅いし、手ぶれ補正機能なんて付いてないからブレまくる。しゃーないので三脚を持ち歩く羽目になりましたが、これが幸いて、「構図を考えて撮る」という発想が身につくきっかけに....いいんやら悪いんやら(^^;)
しかーし、このカメラ。欠点だけではないのです。まず第一に、やたら色がイイんですよ。ダイナミックレンジも広く、ハマれば商用の商品写真だって撮れる。マクロで寄った時の背景のボケ足もなかなかよくて、これにはだいぶ助かりました。
そりと、このデジカメ、ムービーも撮れたんです。いまとなっては当たり前かも知れませんが、当時はちょっと珍しかったですね。で、しかもムービー形式が「Quick Time」なんですよ。マカーな私にはドツボです。おかげで、フツーの人はやらない「動画編集」をさんざんやる羽目になりました。これまたいいんやら悪いんやら....
いろいろと教えられることの多かったこのデジカメ。ダメとなれば仕方があるまい。しかし、むーん、こりは困った。仕事柄、デジカメがないとお話にならないのです。いろいろ探したんですけど、代替機が見つからない。
ちうか、最近の仕事って、デジタル一眼レフじゃなきゃ無理ぽなものが多いのです。自分でもまさか「商品撮影」までするようになるとは思わなんだ(^^;)
んで、今のところ最有力候補が、ニコンのD-80。個人的には、画素なんて500万ぐらいで十分なんですが、やっぱ一眼レフが欲しい。ちうか、商品写真をフツーのデジカメで撮ってる自分がヘンかも(^^;)
でも、D-80を選んだら、動画が撮れんのよね(^^;)。しかもバッテリーやメモリーカードも買い増ししたら、あーた20インチiMacが買えますがな。しかも、当たり前だけど、デカイ。胸ポケットはおろか、どこのポケットにも入らない大きさ。理想は一眼レフとコンパクトデジカメの2丁拳銃なんでしょうけど、予算が追いつかない。
うーん、どーしよっかなぁ。パナソニックの16:9の画角も面白そうですね。人物にはあまり向かないような気もしますが、風景なら絶大かも....