Googleが初のMac OSソフト開発----まずはGmail Notifier
Googleが初のMac OSソフト開発----まずはGmail Notifier(ITmedia)
(中略)Google独特の「仕事時間の20%を自由な開発に使っていい」制度を利用し、「自分自身がMacユーザーで家族もほとんどがMacユーザーなので、すべてのMacユーザーが便利になるアプリケーションとしてGmail Notifierを開発することにした」と述べている。
なんてすばらしい制度だ。そもそも開発者って、クリエイティブな欲求がないとできない仕事ですし、そのモチベーションを保つためのさまざまな制度や例外事項はあってしかるべきと思います。
新発明や画期的な商品って、90%の「無関係な部分」からできているように感じます。実際、mdが営業職してた頃、お客さんと話した内容は、仕事1割:バカ話9割だった(笑)。でも、ちゃんと仕事は取れたんだよね。なーんか、そんなもんかも知れない。
IT業界は速度が速い。技術者は新技術について行くのがやっとの状態だと思う。なのに、経営者が監督風を吹かせてプロキシを立てる。デメリットはないのかもしれないが、んじゃあメリットはなんだろう。少なくとも、その経営者は、「営業が90%のバカ話で仕事を取ってきている」ことなんて知らない。
おっと、話がそれました。まーなにはともあれ、「Mac対応」が増えるのはうれしい。
mdのメインマシンはiMac G5とThinkPad。8対2ぐらいの比率で稼働していて、現在はほとんどMacユーザー状態。Macを使っていて、何が困るかっていえば...
- ソフトが少ない
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まぁ使っている人が少ないんだから、当然の結果でしょう。実際は思ったよりもあるし、シェア率から言ったら逆に多いぐらいなんですが、「ものすごく高機能なツール」はあっても、「ちょっとしたツール」がなかったりする。で、世間一般的に「ものすごく高機能なツール」は有料だ。
mdがMacで使うFTPソフトに至っては、少ない選択肢からあれこれ悩んで、最近ようやっと「Cyberduck」に落ち着いた。そもそも、ドリ2004のFTPがパーミッション変更できないのが悪い。多分「多人数でサイトを作る」的なコラボ機能を搭載しているが故に、「各自で容易にパーミッションを変更されたら困る」という理由だろうか。いや、わかんないけどね。
- 対応サービスが少ない
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Macからgoogleツールバーのページランクを確認したくても、今まではできなかった。話題の無料インターネットテレビサービス「GyaO」もWindows専用である。見れんのぢゃ。われなめとんかい。
あと、IEじゃないとダメだというのも多い。MacにもIEはありますが、開発はとっくに終了しちゃったし、そのスットコドッコイぶりは間違いなく神の領域に達している(笑)。そういやSafariでネット銀行にアクセスできない時期もあった...今ログインしてみたら、Safariでもアクセスできたけどね。mdは両刀使いだから困らないけど、Macオンリーの人は困っただろうに。
- ゲームが少ない
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「ゲームなんぞ、プレステ2でやればいいではないか」と人は言う。確かにそうだ。しかし、MacはWin機に比べて、あり得ないぐらいハイスペックなグラボを積んでいる。ならば、3Dでグリグリ・ブイブイいわせたらどれほどのものか、気になっちゃうのは当然である。
で、もっとも高いマシンスペックが要求されるソフトといったら、ゲームである。そう思って面白そうなゲームを探すんだが、もともとMac用のゲーム自体サッパリ少ないではないか。
mdは3D系ソフトは全然使っていないので、メインマシン"iMac G5"のグラボ「Radeon 9600 ( 128MB DDR SDRAM AGP8X ) 」 のパワーがどれほどのものなのか、未だにわからない有様。いやーん、グリグリ、ブイブイしたいーん。
とか言いつつも、実際はMacだけでもあんまし困らないんですけどね。