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ホームページをhttps化(SSL暗号化通信)にするメリットを解説!

セキュリティ

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突然ですが、あなたの会社や組織のホームページ、URLの出だしは以下のどちらになっていますか?

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  • 出だしが「https:」で始まる
  • 出だしが「http:」で始まる

httpsは「SSL暗号化通信」のことで、ホームページのデータ通信が暗号化されていることを示します。「データの盗聴や改ざんから保護されているので安全ですよ」という意味です。実際、httpsであれば、ブラウザのURL欄に「鍵」アイコンが表示されます。

前者の「https」であればOKですが、後者の「http:」だった場合、ユーザーからよくない印象を受けたり、検索エンジンの検索順位で上位に表示されづらくなっている可能性があります。

例えば、各ブラウザでhttpのサイトにアクセスすると、
Googleのブラウザ「Chrome(クローム)」では「⚠保護されていない通信
Appleのブラウザ「Safari(サファリ)」では「安全ではありません」と表示されます。

こんな表示が出たら、あなたの会社のサービスを使おうと思ったユーザーが躊躇してしまいますよね。

また、お問い合わせフォームに入力しても「安全ではありません」と表示されたら、フォームの送信を控えてしまいます。このような状態を放置するということは、顧客獲得の機会損失を放置していることと同意であり、早急に改善が必要なポイントであることは明白でしょう。

このように、インターネットに限らずセキュリティが重要視される昨今、http(暗号化通信を使わない状態)でホームページの運営し続けることは

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  • 百害あって一理なし
  • 有害無益である(害になることはあっても、益になることはない)

と断言することができるでしょう。

ここからは、5つのポイントに分けてメリットを解説します。

SSL暗号化(https)
ホームページとデータのセキュリティを向上させる5つのポイント

インターネットの普及にともない、デジタルプライバシーとセキュリティの重要性がますます高まっています。特に、オンラインで自社サービスを展開したい企業にとって、ホームページのセキュリティは不可欠な要素です。SSL暗号化(https)は、ホームページをより安全にし、多くのメリットをもたらす大変に重要な技術です。

(1)データの暗号化とプライバシー保護

SSL暗号化は、ホームページのデータ通信を暗号化するため、データの盗聴や改ざんから保護します。これは、ホームページ訪問者の個人情報や取引データなどの重要な情報を保護するのに役立ちます。顧客の信頼を築くために、プライバシー保護は不可欠といえるでしょう。

(2)検索エンジンランキングの向上

Googleなどの主要な検索エンジンは、SSL暗号化をサポートするホームページを好みます。https化されたホームページは、検索エンジンのランキングで優遇される傾向があります。その結果、より多くの流入を獲得することができます。

(3)ブランド信頼性の向上

SSL証明書を取得してホームページをhttps化することは、企業の信頼性を高めます。訪問者は、httpsのロックアイコンや「安全」の表示を見ることで、ホームページが信頼性のあるものであると感じます。これはあなたの会社や組織のブランドイメージを向上させ、顧客の信頼を獲得するのに役立ちます。

(4)オンライン取引の信頼性向上

ホームページでのオンライン取引や決済が増加しています。SSL暗号化を導入することで、顧客は自分の情報が安全に保護されているという信頼感を持ち、オンラインでの購買を促進します。これは売上と収益を増加させたり機会的損失を減少させるなど、有利な影響をもたらすでしょう。

(5)法的コンプライアンスの遵守

一部の業界では、顧客データの保護に関する法的要件が存在します。SSL暗号化を導入することは、これらの法的要件に対するコンプライアンスを確保する手段です。これにより、法的な問題を回避し、企業の信頼性を高めることができます。

まとめ

SSL暗号化(https化)は、ホームページのセキュリティとプライバシー保護を強化し、企業に多くの利益をもたらします。

顧客信頼性の向上、検索エンジンランキングの向上、オンライン取引の促進など、多くのメリットがあります。

ホームページのセキュリティは、企業の成功において不可欠な要素であるため、SSL暗号化の導入は重要なステップと言えるでしょう。

スタジオエムディでは、特に理由がない限りhttps通信(SSL暗号化)を使うことを推薦しています。


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