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直感は案外正しい


(※2014年2月4日 プレゼン監修の結果を追加しました)

僕の去年の年末年始のブログによると、

しないこと(2013年)
  • 素人みたいなことをやめよう
  • 効果のないタイアップをやめよう
  • ヘボい成果物が残ることをやめよう
  • ノマドはやらない

上記は実際にやりませんでした。たぶん2014年もやらないでしょう。

2014年の「しないこと」

というわけで、今年も書いておきます。

ひとの悪口や愚痴をいうのはやめておこう

悪口をいう理由は、自分に似ているからか自分が持ってないものを持っているときに多くなります。つまり、悪口をいえばいうほど自分を下げていることになります。愚痴にいたっては、まわりの雰囲気まで悪くするので論外かなぁと。ツイートですら愚痴はダメです。

好奇心を失うのをやめておこう

たとえば、男性がキレイな女性をみるとドキッとするように、女性がイケメンをみるとキュンキュンするのように、仕事でもプライベートでも、好奇心をなくさないようにしたいですね。人間、好奇心がなくなったら終わりかなぁと。

直感に逆らうのはやめておこう

これに関しては、2013年12月にちょっと不思議なエピソードがありました。以下に紹介します。

エピソード:直感に逆らうのはやめておこう

直感は案外正しいことが多いです。数百万円、数千万円の投資ならおおいに悩んだほうがよいのでしょうけど、数万円だったら「迷ったらGo」なぐらいでよいのかもしれません。

今年迷ったのは、CSS Nite特別編:西脇 資哲のスーパープレゼンセミナーへの参加でした。ぜひ聞きたかったのですが、あいにくスケジュールが詰まっていました。

行けないんですけど、行きたい。なぜか今回はミョーに行きたい...

デスクで迷いながらふと顔をあげると、コルクボードに記念に貼っておいた、水樹奈々ライブ2013 in 名古屋のチケット(笑)と、JALの搭乗券が目に入ってきました。

「ん?、飛行機で行けばなんとかなるんじゃない?」

そう思いつき、JALの三沢〜羽田の便を予約して、前後のスケジュールをなんとか調整し、セミナーに参加することにしました。

当日、羽田に降りてモノレール乗り場に向かっていると、偶然にもお世話になっているかたにお会いしてビックリ。北海道からいらっしゃっていて、そのかたも同じセミナーに向かっていました。

この辺から妙な連鎖が始まります。

品川のマイクロソフトのセミナールームに着くと、案の定知っている方々だらけ。セミナーも大変参考になりまして、とくに「フラッシュプレゼン」というTEDみたいなプレゼン手法が参考になりました。

また、僕は容姿に似合わず渋谷が好きで、東京に泊まるときは渋谷と勝手に決めていました。ホテルは少々お高いのですが、おかげで渋谷を楽しんで、ヒカリエをみながらニヤニヤして眠ることができました。

翌日、西武デパートで頼まれものの買い物をして羽田へ。

飛行機に乗ったら、なんと斜め前の席のかたが、3日前に企画書と見積書を提出した担当者ではありませんか。ベトナムからの帰りだそうで、機内サービスがきたあたりで質問にいくつか答えたところ「OK」の返事をもらいました。

空の上で受注成立です。こっちがビックリです。ニコニコしながら八戸に帰ってきました。

この話、さらに続きます。

セミナーから帰って3日後、僕も参加している少年野球の運営メンバーから連絡があって、急きょ会うことになりました。

ある有名メーカーの代理店の店長さんなのですが、話を聞くと、大きな会場でプレゼンをしなければいけなくなったらしいのです。

店長さん、気軽に引き受けたはいいものの、なかを開けたら会場はなんと舞浜アンフィシアター(旧 シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京)。TEDさながらの演出のもと、7分間しゃべるのだそうです。

で、なんとかシナリオはできたんだけど、肝心のスライドがダサダサすぎるので、なんとか作ってくれないか?という話です。

しかも、期待されるプレゼン手法は、僕がセミナーでもっとも感心を持った「フラッシュプレゼン」ではありませんか!

「それってこういうプレゼン手法ですよね?」と、西脇さんのセミナー資料をみせたら「あああっっ!コレッ!コレコレ!!」です。

すぐにスライドの制作に入り納品。知り合いは大喜び。これがなんとセミナーから3日後の話です。

セミナーを聞くために飛行機代や宿泊代はかかりましたが、このスライドの制作費で全部ペイするどころか、おつりができました。

でもなによりも、シルク・ドゥ・ソレイユもやっている会場でデデーンと投影されるスライドが、うちで作ったものなのです。舞浜アンフィシアターってオリエンタルランドですよ。これはうれしい。

でね、まだあるんです。

以前、映像+Webの仕事の打ち合わせが渋谷であったのですが、超有名な映像制作会社さんも同席で、さすがに受注できませんでした。

普通ならイヤな思い出の場所になるでしょうけど、やはり僕は渋谷が好きなので、「東京に行ったら渋谷に泊まる」ようにしていました。

この行動は、もはや「リベンジ渋谷」といってもよいでしょう(笑)

そして、セミナーがあった次の週、ひょっこり現れたなじみのクライアントさん。彼は渋谷で打ち合わせたときのクライアントでもあるのですが、話を聞くと、どうやらお仕事の話のようです。

しかも、僕が渋谷で打ち合わせたときに受注できなかった、映像+Webの別バージョンではありませんか...

いちばんやりたかった案件!願ったりかなったり!

「リベンジ渋谷」、成功です(笑)

というわけで

以上、これがセミナーに参加してから、1週間で起きたことです。

直感を信じて行動したら、良いことが起きたんですね。もし僕が最初の時点で「セミナーに行かない」と決めていたら、全部なかったのかもしれません。

直感は案外正しいことが多いです。数百万円、数千万円の投資ならおおいに悩んだほうがよいのでしょうけど、数万円だったら「迷ったらGo」なぐらいでよいのかもしれません。

ピキーン!ときたら、行動ですね。

本年もよろしくお願いいたします。

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※2014年2月4日追記 プレゼン監修の結果

制作を依頼されたプレゼンのスライドですが、スライドだけではなく、全体構成やしゃべりかた、演出などのレクチャーも担当させていただきました。

するとなんと...

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もっとも表現が豊かだったひとに贈られる、「パフォーマンス賞」という特別賞をいただいたそうです!

全国から選抜された10人のプレゼンターのうち、特別賞をもらえるのは3人だけ。2枚目の写真でトロフィーを受け取っているのが依頼人、トロフィーを渡しているのが辰巳琢郎さんだそうです。

実にすばらしいし、当事者もかかわった自分もうれしいし、なにより気分がよい。

気分がよい状態って、けっこう大事なことなんじゃないかなぁ。

これからも、自分と誰かが「気分がよくなる」ことをしていこうと思います。