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SSD時代の僕のデータ管理ポリシー

日記

最近仕事でフルHDの映像作品を作ることが多くなったのですが、1作品で10GBとかあたりまえに使います。僕のメインマシンのSSDは512GBですので、後生大事にデータを取っておくとあっという間にパンクします。

現在は外付けのサンボルHDD(TimeMachineも兼ねる)に逃がしつつなんとかしていますが、いずれはパンクするでしょう。

小坂光輝のMBP15/SSD512GBの残り容量 残り111GB...ていうか「その他 207GB」ってアバウトすぎw

というわけで、自分なりにSSD時代のデータ管理ポリシーを変えてみました。

撮影した映像データはSDカードごと保管する

最近のビデオカメラはSDカードに映像を保存しますよね。そのSDカードをそのままケースに保管して、カード自体を「バックアップ」とするのがよいでしょう。

動画のデータはSDカードごと保管する

外付けのHDDとかNASとかに保存しても良いのですが、ハードディスクはいつかクラッシュするものだと思っていたほうがよいので、そうなると「バックアップのバックアップ」が必要になります。

とか言っているときりがないので、僕は使ったSDカードは再利用せずに、専用の管理ケースにいれて保管するようにしました。

最近はSDカードも安くなっていますし、ちょっと長回しぎみに映像を撮っても10GBを超えないことが多いので、16GBとかの「使い切り」でいいんじゃないかと思いますね。

写真のデータは30daysに投げる

写真はやっかいです。なぜなら、動画より再利用することが多いからです。「あれ、あの写真どこいったっけ?」となることが多いのでSSDに残しておきたくなるのですが、動画ほどではないにしても、枚数が増えるとかなりの容量になります。

僕の場合、現在稼働中の案件の写真以外は、すべて30daysの有料版にアップロードして、必要なときだけダウンロードして使っています。

とはいえ、30daysのデータやサービス自体がすっ飛ばないとも限らないわけで。たとえば、大事な子どもの写真が全部すっ飛ぶ可能性だってあるわけです。子どもの写真が全部消えちゃったら、大ショックですね...

子どもの写真はリアルアルバムにする

なので、僕の場合、子どもの写真は定期的にiPhotoのアルバム製本サービスで、本物のアルバムにしています。

注文するときは3〜4冊同じものを作って、自分や家内の両親にもプレゼントしています。ハードカバーだとちょっと値が張りますが、その質感たるや、かなりのものです。

両親にも喜ばれますし、大事な写真はアルバムやフォトブックにするのが最高のバックアップだと思います。デジタルデータではないので、いつかは手垢にまみれてしまうかも知れません。でも、それだけ何回も見てくれたのなら、親としても本望です。

メールは消す

数年前のクライアントとのやりとりをフォルダ分けして保存していたりしますよね。大事なことかも知れませんが、まぁ読み返すことはないでしょう。少なくとも、僕は読み返したことがないです。なので、1年経ったメールは消しています。

また、グループ内のメールも、行ったり来たりでどんどん溜まります。僕はグループでのやりとりはなるべくサイボウズLiveを使うようにしているので、履歴はサイボウズLiveに残ります。で、サイボウズライブから届いた新着メールは、すぐ消してしまいます。

Dropboxの管理

僕はトライポッドスタジオのメンバーなので、トライポッドスタジオで契約している有料のDropboxが使用できます。全員同じアカウントを使っていて、データがいつでも共有状態という環境にいます。僕の財務状況やら莫大なHTMLテンプレートまで丸見えという状態なのですが、あえてそうしています。

で、Dropboxって、指定したフォルダだけを同期することができますよね(設定...>高度な設定>同期するフォルダの選択)

この機能を使って、終了案件は同期をOFFにして、本体のSSDには読み込まないようにしています。

Evernote

僕のEvernoteの使い方はちょっと変わっています。僕のノートは、「すぐやる」というものがひとつと、あとは「Movable Typeのスニペット」群です。

「すぐやる」ノート

「すぐやる」ノートは、直近のタスクと長期計画がテキストで書かれているものです。スケジュールを見ながら、自分が次にやりたいこととと今やっていることのブレをチェックする感じとでもいいましょうか。ちなみに、ログは残しません。読み返さないひとなので。

で、この「すぐやる」ノートのチェックとアップデートが、僕の毎朝の日課です。やりたいことが変わったら、すぐに計画を変更します。iPhoneでもiPadでもアクセスできるので、場所も選びません。

Movable Typeスニペット

「Movable Typeのスニペット」とは、一連のMTタグによる処理ルーチンのメモです。CSSやJavaScriptもまとめて書いているものもあります。

優秀なプログラマーはスクラッチでゼロからコードを書いたりしません。自分なりのすごいスニペット群をもっていて、それをちょいちょいとカスタマイズして処理を自動化して、定時でとっとと帰るんです。というかそうすべきです。

僕は優秀なプログラマーではありませんが、それでもMTタグをゼロから書いたりはしません。学生のうちはカンニングはダメですが、大人になったらカンニングはむしろ歓迎されることだと思います。能率あがるんだし。

で、なんでDreamweaverではなくEvernoteにスニペットをメモしているかというと、Dreamweaverはバージョンアップするたびにスニペットが初期化されるんですね。なんで僕の大事なカンペを消すんでしょう、ぷんすか。この能率の良さがわからない会社が、能率よくバグを直せるわけがない(納得)。

スキャンとかしないし...

あと、いろんなものをクリップしたりScanSnapでスキャンしてアップロードもできるんでしょうけど、どうも僕には「後から読み返す」という行動が欠如しています。なので、保存したって読まないに決まっています。タグ付けとかも気分や時代によって変わるので、ますますカオスとなります。

いやScanSnapは、ソレはソレでほしいんですけどね...

なので、Evernoteはテキストデータしか扱わないわけです。転送量を考えると全然無料アカウントのままでいいんですけど、Evernoteがなくなると困るので有料会員だという...

昔クリップした記事をほじくり返すよりも、向こうから情報が飛んできて、「これだ」と思うものにすぐ投資できる機動力と資金をもつことが、最近の僕の課題です。SSDとは関係ないけど。

こんなご時世、身軽なほうがいい

なにが起こるかわからないこのご時世、もたもたしてたらあっという間に置いていかれたり、身動きがとれなくなってしまいます。大きければよいとは思いませんし、コンパクトだからこそできることもありますね。なので、身軽なことはよいことかも知れません。

とはいえ、消せばいいってもんでもない

ちなみに、データじゃないけど、消さないほうがよいものもあります。

見積書や請求書、財務、労務関連の書類は、紙に印刷してファイルしてキャビネットに保管しています。とくに役所や労基、ハローワーク、税務署に提出した書類のコピーは取っておいたほうがよいです。はんこをついた書類は、問答無用でコピーしてファイリングです。

データファイルじゃなくて、紙です。紙にしておきましょう。

なんかまとまっていませんが

ちょっと頭のなかを書き出してみました。

まぁ、ブログってこんな感じでいいのかもね。