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在宅勤務を実施します〜自分たちでできること


トライポッドスタジオは、本日から1週間、事務所ではなく自宅にて仕事をおこなう「在宅勤務」を実施します。「クラウドオフィス」とか書くとカッコイイんでしょうけど、まぁいいか。

こんなときだから、自分たちでできることを

震災の影響で、食料やガソリンなどを調達するのが難しくなりました。しかも、いっそうの省エネなども考慮すると(事務所の暖房が電気の動力なので)、こういう体制がベストだと判断しました。

実はガソリンがないんです

まぁ、たいそうな理由もあるのですが、現在八戸市近郊では、ガソリンが非常に入手しにくい状態です。

僕の場合、このまま通勤すると5日でガソリンがカラになるので、緊急時のことを考えると、ちょっと動けないのが実情です。というか、無理にかき集めると本来必要な人に行き渡らなくなるので、ここは自重だろうという感じです。

あわせて、灯油の調達も困難になっています...

チームワークには、コミュニケーションが必須

トライポッドスタジオでは、チームワークによるウェブ制作の分業化・専業化が進んでいます。チームで分業化するにはコミュニケーションが非常に大事で、それゆえにメンバーが1箇所に集まる「オフィスシェア」という形式をとったわけです。

チームワークには、コミュニケーションが必要なのです。

コミュニケーションをネットでとってみる

しかし、メンバーが1箇所に集まれないということは、コミュニケーションがとれない/とりにくいということになります。そこはネットを駆使しておこなおう!といった感じですね。

離れていても、コミュニケーションやチームワークを実現するサービスなど

実は、とくに変わったものは使っていません。

Dropbox(有料版)
特定のフォルダを開くと、作業ファイルやサイトデータに全員がアクセスできます。トライポッドスタジオでは早い時期から使っていました。
ほかにも似たようなサービスはありますが、安定感があり、あまり小むずかしい使いかたもしたくないので、これぐらいでちょうどよいと考えています。個人的には神アプリNo.1です。
Skype(無料版)
全員がアカウントを持っています。ビデオチャットだったり音声だったり、文字チャットでコミュニケーションを取ります。メンバーは全員Macユーザーなので、PCにカメラがデフォルトでついているので、カメラの設定をしなくてすむのがGood。
FaceTimeやiChatもナイスなのですが、現状ではSkypeです。
iPhone
出先でのメールの確認や、Twitterのメンション・DMもプッシュでわかりますし、アプリでDropboxにもアクセス可能。Skypeのアプリも使えるので便利(電池の消費が大きいですけど)
もちろんAndroidでもいいんでしょうけど、全員Macなので(以下略)
iCal / Google Calendar
iCalにGoogle Calendarのスケジュールを表示できるようにしています。おもに各自の外出・不在日時を共有しています。
なお、iPhone/iPadのカレンダーアプリは、個人的にCalengooを使っています。

...この4つぐらいかなぁ。たいしたことなくてすみません(^^;)

それでもリアル・コミュニケーションは必要

まぁでも、1週間後には一度は集合して、進捗状況の確認などをおこなう方針です。それまでの間に、ガソリンや物資の流通などが復旧していればよいのですが。

気心が知れているかどうかが重要

どんなツールを使おうが、気心が知れていないとコミュニケーションを取るのはむずかしいですね。いきなり「Skypeでお話ししましょ!」なんて、フツーの人なら引きますよ、ええ。

そのへんも踏まえると、日頃からのコミュニケーションがきちんと取れている「オフィスシェア」という形式は、間違っていないと思います。

というわけで!

1週間ほど自宅の作業所におります。微力ですが、ガソリン消費ゼロで。