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バイオハザード4(PS2)

日記

mdにしては久しぶりに新品のゲームを買いました(悲)。バイオハザード4(PS2)なんですが、その感想。

ストーリー性は低いんですが、アクション性はかなり高い。プレイした感じは、強いて言えばメタルギアソリッドに近い印象。今までのバイオは自動標準だった発砲が、レーザーセオライドによる手動標準に変わり、やみくもにブッ放しても当たらない。ちょっとストイックだけど、個人的にはこっちの方が好き。難しいけど。

ゾンビも一新。今までのバカゾンビとは違って、ただウロウロしていない。仲間を呼んだり、斧やダイナマイトを投げたりする。今までのゾンビにはない「集団的狂気」とも言える演出は面白い。前述の手動標準を使って、武器から先に打ち落としたり、足を撃って移動を止めたりと、状況によって瞬時に戦略的な判断を要求される。簡単ではないが、うまく立ち回ればかなり有利な展開になる要素がある。これはイイ。

アシュリーをストレスと感じる人も多そうですが、上記2つのタクティクスな要素がさらに際だつ緊張感。アシュリーを救出する目的なのに「アシュリーがウザイ」と言ったら身も蓋もない。つーか、カワイイから許す(をい)

上記3つの要素がなかったら、4番煎じ、5番煎じとも言われたでしょう。ガナードの集団攻撃シーンなんか、もっとたくさんあってもよかったかな。個人的にはすんげー面白いんですけど。

ただ、ムービー中に入力を要求されるコマンドは、ちと難しい。ダメとは言わないが、私はムービー中にハナクソをほじったりタバコに火をつけたりビールを飲んだりしているので、コントローラーから手を離している。おかげでその都度一発死。せめてコマンド入力はワンキーにしてほしかったかも。まぁ、コンティニューがあるからいいんだけど。

アイテムボックスがなくなったのは一長一短。緊迫感がなくなったような気もするけど、戦闘の戦略性を考えたら、持ち歩けるアイテムが多いほどその楽しみは増えるわけで、これはこれでいいんじゃないかな。アイテム入替のための移動中にゾンビと遭遇...なんて緊張感はないのだけれど、それを補うのが、射撃標準とアシュリーへのコマンドなんじゃないかな。

個人的には、手榴弾がもっと使いやすければ面白かった。あるいは、衛星の熱探知画像を見ながら、複数の任意の場所にC4を仕掛けて、手元のリモコンでドカーン!とか。ガナード大量攻撃シーンでこんな演出があると、結構好きかも。攻略しつくしたくなるよねぇ。

と!、長々と書きましたが、まだクリアしてません(笑)。そもそもストーリーとは、どんなシチュエーションでどう振る舞ったかがプレイヤーそれぞれのストーリーとなるワケで、その選択肢をプレイヤーに与えたのであれば、ストーリー性なんていっそない方が、ある意味本当のサバイバル。ストーリーの大筋とアイテムの発生確率だけ用意して、行動をプレイヤーに任せたら面白いかもね。

一緒に買った「エースコンバット5」をクリアする日はいつのことか...