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カルボナーラ(ローマ風)


なんだかとってもパスタが食べたい。ていうか、毎日考BLOGさんでおいしそうなパスタの画像をみたら、かなり食べたいんである。で、以前から挑戦しようと思っていた「カルボナーラ」を作ってみることにした。

以前、「ペペロンチーノ(失敗)」のエントリで、ろくにレシピや手順を調べずに料理したら、かなりひどい味になってしまった(そりゃそうだ)。で、今回はちゃんと調べてから作ることにした。人は学習する生き物である....特においしいものに関しては(笑)

まずは、googleで「カルボナーラ レシピ」を検索し、片っ端からタブブラウザで開く。で、もっとも作りたいカルボナーラのイメージを探す。

しっかし、人気メニューだけあって相当な数である。みなさんのコダワリもすごい。タブブラウザを左右に行ったりきたりして、比較しながらサイトをふるい落とし、ある程度レシピや手順を絞り込む。

てなわけで、今回は以下の3つを参考にしました。ありがとうございます。

で、買い出しだ。しかし、ここは青森県五戸町である。先にいっておくが、人口よりカカシの数の方が多い。つまり田舎である。

だから、馬肉は売っていても、パンチェッタは売ってない。南部せんべいは売っていても、パルミジャーノ・レッジャーノなんかあるわけがない。

そんな長い名前、となりのタネばあちゃんが読んだら舌をかんでしまう。そんなハイカラなものはこの土地には必要ないんである。多分。

仕方がないので、パンチェッタはベーコンになり、パルミジャーノ・レッジャーノはパルメザンチーズで妥協。その代わりといってはなんだが、パスタはディチェコにして、生クリームも買ってみる。たぶん使い切れずに腐っちゃうんだろうなぁ。

カルボナーラの素材一覧

また、カルボナーラの失敗として一番あるあるなのは、

ソースを まぜたら いりたまご!
ハイ! ハイ! ハイハイハイ!!(わぉ!)
あるある探検隊♪
あるある探検隊♪

であるからにして、湯煎でソースを絡めるため、ボールも準備しておく。

ボールを準備

卵は卵黄2個バージョンである。白身は捨てる。もったいないと思う方は、泡立て器でクリームにして食っちまうしかない。

ローマ風なら卵2個(黄身だけ)

パスタを茹でるお湯を沸かし始める。で、ニンニクは包丁でベシャっとおっ潰す。レシピによってはニンニクを使わないものもあるので、なければなくてもいい。

包丁でニンニクをおっ潰す

フライパンにオリーブオイルと潰したニンニクを入れ、弱火で炒めニンニクの香りをオリーブオイルに移す。香りが十分移ったら、ニンニクは引き上げる。もったいないと思う方は、そのまま食っちまうしかない。

弱火でニンニクを炒める

続いて、ベーコンをこれまた弱火でチリチリと炒める。結構時間がかかるが、お湯が沸くまでの時間は、これをしながら他の材料の準備をする。

ベーコンを弱火でフライパンで炒める

ボールに卵黄2個と生クリーム、粉チーズを入れてかき混ぜ、ソースを作る。自分でなめてみて味を確認。ぼちぼちお湯が沸くと思うので、この辺からパスタを茹で始める。きちんとキッチンタイマーで時間を計ることをおすすめ。

パスタを茹でる

ぼちぼちベーコンがイイ感じになってきたら、いったん火を止める。

で、ここがmdオリジナルなんですけど、小さな鍋に白ワインを30ccほど入れて火にかけ、少し煮詰めてアルコールを飛ばして火を止める。ゆで汁から30〜50ccほどを取って同じ鍋に入れ、砕いたコンソメを小さじ1ほど入れて溶かしておく。これを最後の塩分調整で使います。MSGが気になる人は、使わなければよろしい。

パスタがゆであがったらざるにあけてお湯を切り、ベーコンを炒めたフライパンに入れ軽くかきまぜる。コンソメを溶かした塩分調整用のスープを少しづつ入れ、塩加減を調整。全部入れると、多分濃すぎる。

最後に卵黄ソースの入ったボールにがばっとパスタを移し、ぐるぐると混ぜながら余熱で卵をとろーりクリーミーな感じになるまで混ぜる。かなりすばやくやらないと、冷めてしまう。

で、mdがやったら、あらら、温度が下がりすぎたかな?、クリーミーにならない。ていうか、湯煎しとくの忘れたー!。あきらめてフライパンに戻し、ガスを使って超弱火でパスタを和える(笑)。かなり火加減に気を遣わないと、炒り卵になるので注意。

で、完成だ!。トングでパスタをモンブランのごとく高く積み、上に粗挽きこしょうをふりかける。いーただーきまーす。

カルボナーラの完成

うーん、まずくはない。ていうか、はじめてやった割には上出来である。ちょっと最後に炒めすぎた気もするが。

ベーコンでも別に変ではない。しかし、やっぱりチーズの味がちょっとくどいというか乳くさいというか....やっぱパルミジャーノ・レッジャーノなのかな?

材料が少ないから、素材の味がもろに全面に出てきますね。こりゃチーズには、少しこだわった方がいいかも知れません。